花火

1時間以上掛けて書いてたのが消えたわけだが、折角の記念日なんだし、頑張ってまた書く。



今日は花火を見に行ってきました。
場所は岐阜県の中津川で、名古屋から70分くらいのところ。
何でそんなところなのかというと、この日にやってる花火が此処くらいしか無かったから。
全く無いってわけじゃないんだけど、規模的に此処が一番良かった。
でも、全体から見たらショボイ方なんだが。


17時過ぎに名駅に集合して、暫くふら付いたのち、電車に。
20分くらい話してから、彼女は何がそんなに眠いのか分からないけど眠いらしく、お休み。
本当に寝てるわけではないのか、何度か目を開けたり体を起こしたりはしてましたが。
他にすることもなく暇だったので、彼女が寝てる間はずっと彼女の方見てました。
ガタンゴトンと50分くらい揺られたところで、突然彼女の右目から一粒の涙が流れていきました。
右目の涙が流れた後、左目からも流れていくようなのが見えて、その後左目をぬぐっていたので多分その通り。
深夜のことでも思い出してるのだろうかと思ってると、それから今まで窓の方にもたれ掛けてのが、うちの方にもたれ掛けてきました。
5分、10分するとまた窓の方に行ってしまいましたが。
駅に着いて彼女を起こすと、特に何も無かったような感じだったので、そのことには触れずにおきました。


駅に着いてからは、電車から見えた屋台の行列を目指して、適当に人の流れに沿って歩いていきました。
会場まで徒歩10分とあった通りに、それくらい歩いて行くと屋台が見えてきました。
何か食べようかと話しながら進んでいくと、何やら既に花火みたいなのが散っていました。
近くに寄って見てみると、橋の上で手筒花火の披露が。
手筒花火を見るのは初めてだったので、なかなかイイ体験になりました。
この頃にまでなってくると人が多くなってきて、彼女の方から手を繋ごうと言われました。
うちは普段から繋ぎたいと思う方なんですが彼女は全くそういうわけでもなくゴタゴタみたいなのがあったので、うちから言うのは躊躇してたところでした。


お腹も空いていたので、彼女はから揚げ、うちはヤキソバを買いました。
うちがヤキソバを買ってる間くらいに花火が始まりました。
最初は屋台が並んでるところから少し離れたところで見ていたんですが、長久手(県大の周辺)の花火は打ち上げ自体が見えるよと言うと、もっと奥の方に行こうってことになりました。


丁度打ち上げが行われている対岸の堤防沿いの道端に座ると、彼女側に犬を連れたおじさん(家族)が居ました。
暫くは花火を見ていたんですが、次第に彼女は犬が気になるようでした。
犬の種類は良く分からないのですが、ミニチュアダックスみたいな感じで毛の模様が猫みたいな犬でした。
しかも、そのおじさん家族には1歳半になる子供が居て、彼女はその子に心くすぐられていました。
仕舞いにはその子がとことこと何処かに歩き出すと、彼女が追いかける始末。
残されたうちは、ちょっと済みませんって感じでした。
その子もその犬も人懐っこかったんですが、その家族と(彼女が勝手に)仲良くなって、花火も終わって帰りました。
実際には、親だと思ってたおじさんおばさん達はおじいさんおばあさんだったそうです。


帰りの電車で、まずは乗り換える金山に向かうんですが、彼女は再びお休み。
大人数掛けの椅子の真ん中に座っていたので、寝るには隅がイイと言って、何駅か過ぎて人が少なくなってから隅の2人掛けの椅子に移動しました。
中津川よりも金山の方が近くなってきた頃、この席だと冷房がもろに当たって寒いということで、また寄り添ってきてくれました。
金山の1個前で結構人が乗ってきて、その中のおばさん達がうちらを見て何かを言ってるような気がして、ちょっと恐くて目瞑ってました。
といっても、他のところでも駅で起きて様子見て、走ってる間は寝てたんですけど。
本当は金山で降りれば良かったんだけど、そのおばさん達が居たし名古屋から乗った方が座れるかなぁと思って止めておきました。
おばさん達は金山で降りました。


名古屋で電車を待つ間も彼女は寝てたので、最後の電車くらい起きてなよとか起きてたらご褒美上げるからとか言って、電車では寝かせないようにしてました。
共和の駅を出たときに彼女に手を出させ、ネックレスが入った袋を手の上に載せました。
最初彼女は何で?って感じでしたが1ヶ月なのに気付いて、袋を開けてネックレスを見ると、(そのネックレスを着けていって)きっと皆可愛いって言ってくれるとか言ったりして喜んでました。
ハート型は持ってなかったとのことで、良かった。
で、(ネックレスを)着けてと言うので、着けて上げました。
人に着けるのは勿論自分で着けたこともないので、2,3度ミスしましたが。
まぁ、何ていうのか似合ってましたとかしか言えませんけど。


最後に彼女の駅に着いたときに、色々とあるので少々悩みましたが記念日であるので、彼女の頭を寄せて「好きだよ。」と言って別れました。